中国にはこんな格言があります。

「1時間の幸福が欲しければ昼寝をしなさい。1日の幸福が欲しければ釣りに行きなさい。1年の幸福が欲しければ遺産を受け継ぎなさい。一生の幸福が欲しければ、他の誰かを助けなさい。」

過去の偉大な思想家の多くが同様に、他者を助けることに幸福を見出しています。そして、その概念は現代の科学によって検証され、利他主義、つまり私利私欲を離れて他の人々を助けることが健康を守ると考えられるようになっています。

具体的には、他人を助けるという行為で、日々の生活にストレスがもたらす負の影響がある程度打ち消されると考えられています。

1年以内にストレスのかかる出来事を経験した人を対象に、友人や家族に何らかの具体的な手助けをしたかどうかを調べたところ、自分の時間や能力を他の人に分け与えていた人々は調査期間中の死亡率が明らかに低かったことが報告されています。

それは、誰かを助けた後のポジティブな感情は、エンドルフィンに起因するものであり、内因性カンナビノイドも関与している可能性があります。

いずれも運動中に分泌される快感物質と同じです。運動は自分の体のケアにつながる行為であり、それに対する報酬としてこの物質が快さをもたらすのですが、他の誰かを助けることでも同様のことが起きると考えられます。

利他的な行動の後に生じる化学物質には、多幸感をもたらし痛みを緩和する作用があります。

人の役に立ちたいという気持ちは善意であって、自分勝手な理由で行動に出ている訳ではありません。実行して良い気分を味わえるのは、ちょっとした役得というものです。

 

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